株価はなぜ動くの？

１、株価は基本的に「需給関係」と「企業業績」で動きます。
需給関係とは、「買いたい人が多ければ値段が上がり、
売りたい人が多ければ下がる」ということです。
「あの会社はこれから伸びそうだ」といったニュースでたくさんの投資家が　われ先にと　その銘柄に飛びついたときに、株価が上がるのが典型的なケー　スです。
どちらかというと短期的に株価を動かす要因です。

一方、中長期的に見れば、株価は企業業績によって動いていきます。
短期的に思惑や需給で上下しても、業績の裏づけがなければ、
妥当な価格帯から離れた株価が永久に続くことはありえません。

２、経済全体の好不況（景気）も株価に影響を与えます。
景気が企業業績に影響を及ぼし、それが株価に反映されるからです。
全般的には、株価は景気の先行指標と言われて、景気の波を先取りして動き　ます。
一般に株価は現在の景気の状況から、半年〜１年先の景気動向を見ながら
動く傾向にあります。

３、その他にも、金利、為替、国際情勢、などの要因でも変動します。
金利・・・一般に「金利が下がれば、株価は上がり、
　　　　　　金利が上がれば、株価は下がる」と言われています。
為替・・・円安・ドル高になれば株価が上昇する傾向があります。
　　　　　　これは、日本には輸出関連企業に大きな会社が多く、
　　　　　　そういった会社の業績が向上すると、株式市場全体が上昇する
　　　　　　からです。
国際情勢・・・テロが起きると株価が下がりますね。

まとめ